日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 7-11
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フルサイズモデルとスケールモデルにおける、曲面の見え方の違い
光沢面の場合
福永 圭祐
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抄録
数あるプロダクト製品の中でも、スケールモデルを作り、検討していく商品開発の流れは、自動車産業にしかない特有のプロセスである。その過程の中で作られるクレイモデルは、立体検討をする上で非常に重要なステップに位置づけられる。しかし、スケールモデルは誇張して作られていることが多いため、そのままフルサイズに拡大してしまうと誇張されて作られた部分がより際立ってしまうため、イメージしていたものとは大きく異なるものが出来る。元となるスケールモデルの縮尺が小さければ小さい程、そのギャップは大きくなる傾向がある。そのためフルサイズモデルを作る際にはもう一度人間の手が入り、修正が加えられる。つまり、スケールモデルからフルサイズモデルへとスケールアップする際、プロポーションや、曲面の変化などを等価交換して変換しなければいけないが、自動車の曲面を構成しているニュアンスと大きさの関係は、多分に人間の感性に依存している。本研究では、これまで人間の感性や経験で行ってきた、スケールによる曲率の変換を数値化することを目的とした研究とする。
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© 2012 日本デザイン学会
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