抄録
近年さまざまな家庭用電化製品が普及し、それに伴ってスイッチと対象機器の関係が不明瞭な場合や、多機能性を追い求めるあまり操作ボタンが複雑化しているなどの状況が見受けられる。これらの問題を電子情報機器上で解決しようという試みもみられるが、そのような機器はユーザーに対して、適切な操作を導く物理的、身体的情報を持たず、処理の過程も目に見えないため、ユーザーが操作に対する適切なメンタルモデルを構築することが困難であると考えられる。本研究では、より身体的な「手を使って曲げる」という身体動作に着目し、その動作を用いた新しい遠隔操作機器を開発し、操作性について評価を行った上で、製品への応用可能性を探ることを目的とする。 なお、本研究では操作対象を視覚的にわかりやすい、照明器具に絞り研究を行う。