日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第59回研究発表大会
セッションID: 7-16
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夕陽に対する印象の分析
-夕陽に映える人工物デザインに向けて-
平田 優田端 啓希川西 翔樹松岡 由幸小林 昭世小瀬古 智之
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抄録
夕陽は非日常的な特徴を有しているため,夕陽を眺めたり,夕陽光を受けた自然や人工物を眺めることにより,人は日常とは異なる様々な印象を生起する.夕陽に関する研究を行う上では,周辺環境や眺めている人の記憶や経験によっても印象が異なる可能性があるため,夕陽を取り巻く周辺環境である場や,対象と場の関係で決まる状態特性についての考察が必要であると考えられる.
本研究では,まず,夕陽に対する印象をまとめるため,夕陽より受ける印象について因子分析を行った結果,「夕陽の綺麗さやダイナミックさ因子」および「郷愁を感じる因子」が抽出された.
次に,「夕陽のダイナミックさと綺麗さ因子」を詳細に把握するため,夕陽下の材料を例に認知実験を行い,その結果を用いて因子分析を行った.その結果,材料の材料色や反射方法などに関係する「輝き因子」,「変動因子」,「温度因子」が抽出された.
また,抽出された3因子と「綺麗さ」および「ダイナミックさ」の関係を把握するため,重回帰分析を行った結果,異なる因子の寄与が高いことがわかった.
以上の結果を考慮することにより,夕陽に映えるデザインが行えると考えられる.
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© 2012 日本デザイン学会
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