抄録
大学に新入学した女子大学生が日常的に情報取得のために利用しているメディアと、その利用頻度を調査し、メディア利用と意識や生活嗜好との関連について分析した。学内Webサイト上にアンケートを作成し、2009年4月6日より4月26日まで相模女子大学1年次学生を対象に調査を行い、有効回答326件を得た。結果は次の通りである。 (1)平日と休日の差は、テレビ、新聞、レンタルDVDの利用時間が若干延びる程度で、ほとんど違いがみられなかった。 (2)テレビと携帯電話利用によるネットは、95%以上の人が平日休日を問わず利用している。 (3)利用者に特徴がみられたメディアは[新聞][雑誌][携帯利用によるネット][休日のラジオ・PC利用によるネット]であった。同じネット利用でも携帯電話とPCでは傾向の違いが出たのは、携帯電話が電話に近い仲間同士の情報交換ツールであるのに対して、PC利用によるネットはパーソナルで楽しむラジオに近い、受け身の性格が強いメディアとして使われていることが背景になっていると考えられる。