抄録
本研究では,14種類の敷物について感覚評価を行い,さらに,敷物の中の畳とファムンソクを比較した。感覚評価実験は視覚,手で触った感覚,足で触った感覚について行った。因子分析の結果,手および足の触覚ではそれぞれ5因子が抽出され,第1因子と第2因子は,どちらも肌合い感と品質感であった。さらに,因子間布置図を作成した結果,畳とファムンソクは似た性質を持ち,手で触ると品質が悪く肌合いがよく,足で触ると品質も肌合いも悪いことがわかった。 今後は,感覚評価の結果を踏まえ,イグサとワンゴルを使った製品をデザインする。また,畳とファムンソクを現代の生活に取り入れる方法を検討する。