水族館でのワークショップを題材に、学びの企画、設計、実施のため手法を、情報デザインの視点からその構成要素を明らかし、学びとしてのワークショップのフレームワークとそれをもとにしたワークショップデザインのためのガイドラインを提案する。 テーマ、題材、課題をワークショップの基本的な構成要素とし、導入、観察、制作、振り返りをワークショップの基本的なプロセスとする。これらの構成要素の組み合わせでプロットを考え、プロセスにおける8つの具体的なアクション項目であるentry, orientation, watch, memorize, image, represent, share, reflectの組み合わせでワークショップのプロセスを構成する。このプロットと構成の組み合わせでワークショップというストーリーを考えるための、明確なガイドラインとして活用できることが期待される。