日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第60回研究発表大会
セッションID: 4C-02
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伝統漢字書体と欧文イタリック書体の比較分析及び漢字イタリック体の試作
書体の印象アンケートとSD分析
金 釗立木本 晴夫
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抄録
イタリック体は欧文書体の一つとして、引用、強調など様様な場所で活用されている。しかしながら、漢字ではイタリック体が無いため、欧文イタリック体に対応する書体がない。本稿はイタリック体の有用性に気づき、欧文イタリック体と伝統漢字書体を比較し、考察を行った:合計22書体の漢字書体と欧文書体の印象アンケートを行った。アンケートの結果い基づいて更にSD法で分析を行った。結果として、欧文イタリック体の印象特徴を得た上、その印象に近い伝統漢字書体も知った。また、書体の主の三つの因子も得て、書体の座標地図を作ることもできた。最後に漢字イタリック体の試作を挙げてみた。
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© 2013 日本デザイン学会
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