日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第62回研究発表大会
セッションID: A6-03
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植物工場技術を用いた共同菜園のデザイン指針
宮城県名取市の仮設住宅団地における実践から
高木 正太郎今泉 博子原 寛道
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抄録
2012年4月、宮城県名取市の仮設住宅2ヶ所において、コミュニティの再構築のため、共同菜園としての植物工場を設置した。設置から現在まで、私たちは1~2ヶ月に1度現地を訪問し、植物工場野菜の収穫・試食イベントを行い、植物工場の使用状況や住民の反応について調査した。植物工場の3つの特徴である、通年栽培および定期的な収穫が可能であること、人を中心にイベントの場をつくれること、植物工場の技術が新しいことのそれぞれについて、具体的に見られた事例から利点と問題点をまとめ、状況を改善するために行った実践事例を報告する。3年間の調査から、植物工場を共同菜園として使用する際のハード・ソフト両方のデザイン指針として、(1)開催頻度の高さを活かしたイベント内容にする、(2)苗を移動できるようにする、(3)栽培中の植物を見やすくする、(4)学習・研究の設備として活かす、(5)植物工場での栽培に取り組みやすくする、という5点を導き出した。
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© 2015 日本デザイン学会
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