抄録
本論文は,千葉工業大学デザイン科学科の有志の学生が,一般社団法人葛西臨海・環境教育フォーラム(以下:葛西臨海たんけん隊)の支援を受けて,東京都葛西臨海水族園で実施したワークショップの事例についてまとめたものである.今回のワークショップは,葛西臨海たんけん隊が定期的に開催している「感じる公園ワークショップ」シリーズの一つとして実施している.その中で本取り組みでは,視覚に障害を持つ子どもたちにも観察や体験を通して海の生き物について学んでもらうことを目標としてワークショップの企画設計を行った.今回はそのワークショッププログラムの検討課題を明確にするための試行実験として,学生が盲の立場でワークショップに参加し,問題点や課題の抽出を行った.