抄録
21世紀のモノ作りやイノベーションには,論理力と発想力に基づく目利き力が必要である.そのためにも,教育では論理力と発想力を備えた人材が望まれている.デザイン思考とシステム思考には,目利き力が必要であり,それらの最適な適応領域を考えて使うべきである.システム思考の方法として,汎用システムデザインプロセスを提案した.そのプロセスは,制約条件により絞り込みによるソリューション(デザイン案)を抽出する方法であり,(1)企業や組織の理念の確認, (2)大まかな枠組みの検討, (3)システムの概要,(4)システムの詳細, (5)可視化,(6)評価 の8ステップから成る.また,その方法での発想は制約条件により行われる.