抄録
本研究では、曲のイメージをパステルで描画表現する課題におけるデザイン教育の影響について検討した。実験において、他者(評価者)による題材と描画作品とのイメージ照合の正答率を調べた結果から、考察を試みた。デザイン教育を受けていない描画者および評価者では、イメージを伝え易く、かつ受け取り易い描画表現が、特徴的な題材曲に偏ることがわかった。他方、デザイン教育を受けている描画者および評価者では、身につけた専門的知識により、曲の大まかな特徴のみならず細やかな特徴のイメージも伝え、かつ受け取るパフォーマンスが一定して得られることがわかった。