抄録
本研究は、データ可視化の手法を手軽に比較検討できるWebアプリケーション(以下、Webアプリ)の開発を目的とする。 筆者は、データを出発点にビジュアルを生成しデザインすることを、既存のデザインツールによる視覚デザインと区別し、「データ駆動型デザイン(Data-driven Design)」と名づけ、その教育プログラムの構築と可視化のための視覚デザインやインタラクションデザインの指針の策定を目指している。その活動の一環として、本Webアプリを開発している。 開発するWebアプリは、データ駆動型地図表現ツールとし、可視化するデータは、一般公開されている統計情報や地理情報といった公共的データを用いる。本稿ではWebアプリのプロトタイプ開発の経過と活用方法、今後の展望を報告する。