近年、マイクロコンピュータを使った開発環境が身近になったことで、多くのメディアアート作品が生まれている。その中でインタラクティブアートにおいては、映像技術や情報工学、電子工学など多くの先端技術を使用した作品が生まれている。作品を鑑賞するだけでなく動的で参加型であり、技術を組み合わせることにより多様な表現をすることができる。
本研究の目的は、地域の特性を表現するアートへの取り組みであった。また、ステージ空間の演出にインタラクティブ性を持たすことによって、観客と出演者(講演者)との間に、非言語的なコミュニケーションが発生するのではないかという実験的な考えからインタラクティブアートを制作した。