日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第64回春季研究発表大会
セッションID: C2-01
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モチベーション向上のためのワークショップデザインの研究
長野 彩乃*山崎 和彦
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抄録

近年、考慮すべきとされるモチベーションの種類が変化し てきている。以前は、金銭などを与える「外発的動機づけ」 により人のモチベーションを高めようとしていた。今は金銭 に報いるのではなく自己の成長、興味などの「内発的動機づ け」が重要であり、これを活用しモチベーションを高めてい こうという変化している。この内発的動機づけによるモチベー ションのことをモチベーション3.0と言う。研究目標は、モチ ベーションを向上させるための手段として、ワークショップ を考える際に、モチベーションを上げるためにはどうしたら 良いのかを示すUX的手法を提案することを目的である。ワークショップでモチベーション3.0の要素を入れ、その要素を反映されたワーク ショップは各要素が反映されたか、さらにワークショップ中 に要素を組み込むにはどのようなプロセスで考えていけば良いのかを、ワークショップを繰り返しながら評価して研究の アプローチが実際のユーザに合っているのかを検証し、そこから修正と検証を繰り返した。

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© 2017 日本デザイン学会
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