Covid-19の世界的状況により、今まで以上にオンラインでの恊働の重要性が増している。本研究では、世界規模で毎年開催されているGlobal Goals Jamという二日間のハッカソンにて利用されたオンラインツールを明らかにした。調査方法として主に文献調査、オンラインエスノグラフィー及び福岡での開催者としての参与調査を行った。その結果、GGJに関する直接的な研究は主要なデータベースにおいて確認されなかった、さらにGlobal Goals Jam にて11の正式なオンラインツールが利用されていたことが判明し、このうちSlackが大規模な遠隔コラボレーションを可能にするために大きな役割を果たしたことが明らかとなった。