日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第67回春季研究発表大会
セッションID: P-07
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陶磁器のデザインプロセスにおけるデジタルツールの導入提案
*岡本 晋Li Andrew I-kang
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キーワード: Digital tool, Craftsmanship, Ceramics
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抄録

洸春陶苑(以下、工房K)は、陶磁器の製作・販売を行う小規模企業である。工房Kの商品の特徴は、手作業による細かな装飾である。装飾の施された陶磁器については、「型」と「模様」の組み合わせが豊富にあり、組み合わせを変更するとデザインも大きく変わる。そのため工房Kでは、顧客の嗜好傾向を把握し、デザインに反映する必要がある。

;しかし、現在工房Kでは顧客の嗜好をデザインに反映する際に、顧客の要望を聞き、スケッチや試作を何度も行うことでデザインを決定している。この方法では、材料費と製作時間が多くかかるというデメリットがある。

;そこで、本研究では急須のCGモデルをデジタルモデリングツールで製作し、従来よりも費用と時間を抑えた方法で嗜好調査を行った。調査では若年層を対象とする印象評価実験を行い、「型」及び「模様」単体に関する嗜好傾向や、両者の組み合わせに適当な「模様サイズ」に関する嗜好傾向を明らかにした。

;さらに、CGモデルと実物モデルでの印象の誤差を検証するため、高い嗜好順位を得られたモデルに関して実際に共同製作を行い、実物モデルを用いた嗜好傾向調査を行った。

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