本研究では、産学官連携型のプロジェクトにおいて、近年、若年層を中心に人気が高まる屋外ライブ・イベントと協働することで、コロナ禍における「域学連携」活動の課題解決の一助となる施策を見いだせるのではないかとの仮定のもと、福岡県太宰府市が令和発祥の地として歴史を有する大宰府について歴史を切り口に観光誘致を目的とした「大宰府トキタビプロジェクト」を実験基板に雅楽やライブパフォーマンスと大型プロジェクション映像を組み合わせた屋外ライブ・イベントの実施による実践研究を進めている。本研究を通して、ネットワークを通じた遠隔での制作進行の可能性や大型プロジェクションによる映像コンテンツとライブパフォーマンスを組み合わせた屋外ライブ・イベント実施がもたらす地元住民の参加意識の向上と多人数で共有できるライブ体験の広報効果を検証することができたと考える。