本研究ではSNSを中心に購買行動を行っている若者に注目し、その購買行動の概観を明らかにすることを目指した。また、明確にするにあたりサービス・ドミナント・ロジックの考え方を用いた。はじめに、実際に若者の購買行動で使用される要素を抽出し、その要素の特徴を分析した。次に、その要素の中で購買行動に特に影響を与えやすい要素をDematel法を用いて分析した。以上の分析を整理し、若者の購買行動の概観を示した。結果として、欲しい製品の外観について若者が確認したい時は画像を扱うSNSを頻繁に使用していることが確認できた。またその中でも特にInstagramの要素が若者の購買行動に大きな影響を与えていることを確認できた。他のSNSと比較してInstagramは製品単体から使用シーンまで幅広く確認できること、また製品だけはなく製品のブランドや販売されている実店舗の雰囲気まで確認できることが若者に支持された理由として考えられた。以上より、本研究ではSNSを中心とした若者の購買行動を明らかにした。