日本デザイン学会研究発表大会概要集
日本デザイン学会 第69回研究発表大会
セッションID: 6C-03
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リハビリテーションのためのユーザーフレンドリーかつ魅力的なVRプログラムの開発
在宅リハビリテーションにおける予備評価
*吉岡 聖美
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抄録

ユーザーフレンドリーかつ長期間継続的に利用したくなる魅力的なVRプログラムとして「立ち上がって旅をしよう!」を新たに開発して予備評価を行った。世界各地の風景画像を鑑賞しながら旅をする気分で,意欲的に立ち座りのリハビリテーションに取り組むことができる。また,プログラムの進行にはユニバーサルデザインを取り入れた。在宅高齢者が「立ち上がって旅をしよう!」プログラムを用いた立ち座りのリハビリテーションを7日間実施したところ,運動の前後で「活性度」「安定度」「快適度」の平均得点が有意に大きくなることを確認し,プログラムの効果を確認した。

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