主催: 日本デザイン学会
会議名: 日本デザイン学会第71回研究発表大会
回次: 71
開催地: 九州産業大学
開催日: 2024/06/21 - 2024/06/23
通常,文章を読む場合,眼球運動は停留とサッケードをくり返す.サッケードとは,視線を素早く移動させるときに生じる急速な眼球運動のことである.サッケードを削減する提示方法としてRSVPを用いた読書がある.本研究では,凝視点となる場所への誘導や,画面の提示の速さの観点から,日本語文章のRSVPの提示形態を検討することを目的とした.実験1では,ストーリー性のある文において,凝視点の場所への誘導が文章理解と読みの快適性に与える影響を検証した.実験2では,知識をベースとした文において,提示の速さが文章理解と読みの快適性に与える影響を検証した.実験1の結果から,ストーリー性のある文において,凝視点の誘導がないRSVPを用いた読書が,文章内容を理解しやすいことが示唆された.実験2の結果から,知識をベースとした文において,横書き形式の読書が読みの快適性が高いことが示唆された.