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(1)教課審の方針として小学校算数科及び中学校数学科の指導内容を、現行のものに比して、その1/3を削減するという大改革が打ち出されている。基礎・基本の厳選が必要とされる状況を分析するとともに、個性・能力に応じる選択型カリキュラムが必要であることを主張する。(2)選択型の算数・数学科の教育ヘ移行するための研究課題として、①オプションを取り入れるための指導計画の立て方、②コース別の小集団指導の方法、③オプシヨンの開発と準備、④選択の決め方、⑤アセスメントの改善、の5項目があることを示した。