日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
会議情報
発表
KE-6 科学教育と技術教育の融合について : 科学と技術
村井 護晏
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 97-98

詳細
抄録

科学者は理学部またはそれにつぐ大学院で, 技術者は工学部またはそれにつぐ大学院で養成される. しかるに, 研究方法等には非常に近いものがある. また, 一方, 学校教育では中学校で技術科があり, 理科とは別個に授業がもうけられている. 従来, 学校教科の教科は生活科等の一部を省いて, その親学問に関係して取り入れられている. だとすれば, 技術教育のそのウエイトが非常に小さいようにも思われる. もっとも, 理科の時間も技術に比べれば多いかもしれないが, 学校教育の中では小さい. しかし, 総枠の限られたどんぶりの中での時間配分を考えるとき, その多くは期待できない. そこで, もっと積極的な提案として, 理科と技術の教科を融合してはということが考えられる. そこで, 本報告はこれらのことを議論する基礎資料を提供する.

著者関連情報
© 2001 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top