抄録
岡山一宮高等学校理数科では,生徒の主体的な研究活動を重視し,大学との連携教育を実践してきた。その中で,生徒の研究成果の発表の場として,学会やサイエンスフェア(科学技術コンテスト)を活用してきた。本校の実践は,世界的にも評価され,世界最大のサイエンスフェアIntel ISEF(International Science and Engineering Fair)と同時開催のIntel ISEF Educator Academy で発表する機会があり,世界各国のサイエンスフェアと科学教育の現状や高校生の国際科学技術コンテストの状況を視察することができたので,これを報告する。