抄録
文系大学において,一般教室やコンピュータ教室を利用した実験・演習を導入し,科学リテラシーを培うことを試みた.コンピュータを利用した演習のテーマには,地球環境問題を理解するために重要な概念であるモデルや温室効果,フィードバック,カオスなどを選んだ.また,環境測定では,予備知識なしで利用できる簡単な測定器を用いて,大気環境や紫外線に対する理解を深める実験が可能であることを示した.そして,風力発電の実験では,直感的に学生が考えることと実験結果が異なることが確認され,学生の理解を深めることができた.