抄録
日本平動物園で行われている幼児とその保護者を対象とした「動物園親子教室」についてさまざまな側面からの評価を行った。その結果,子どもが生き生きと参加し楽しんでいる姿が随所に見られ,保護者もこれまで以上に動物園を楽しむことができたことがわかった。また,活動後も親子で話したり,祖父母,友達,先生などに話したりする子どもの姿が明らかになり,「興味や関心がもてる活動」であること,動物の寝部屋の入ったり,間近で見ながら話を聞いたりするなかで,五感にうったえる「発見・気付きのある活動」となったことなどから,この活動は,科学性を育む科学教育的な活動となり得たと考えられる。