日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 1G2-K3
会議情報
発表
1G2-K3 より簡便な実験材料(ウニ)の提供方法について(教育実践・科学授業開発(2),一般研究発表,学びの原点への回帰-イノベーティブ人材育成のための科学教育研究-)
清本 正人濱中 玄廣瀬 慎美子山口 守
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抄録
本研究は、海産動物(ウニ)の、誰にでも容易に観察して理解できるという発生実験に適した材料としての特徴に着目し、一匹の雌が産む膨大な量の卵を必要な期間保存する方法を用いて、より簡便な方法での提供を全国の学校へ試行検証するものである。その結果、教育の現場でも冷蔵庫で一週間程度保存でき、発生実験の材料として十分に活用することが可能であり、教師の労力を大きく減らすができ、生徒には生物の命の営みそのものを目にするよい体験になることが明らかとなった。
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© 2014 日本科学教育学会
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