主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第39回年会 山形大会
開催日: 2015/08/21 - 2015/08/23
本研究は,小学校3学年の算数科「小数」の学習において,iPad 及び,鈴木ら(鈴木ら,2013)が開発した同期型CSCL(Computer Supported Collaborative Learning)であるedutab を用いた実践を行い,その実践による「数学教育における創造性に関する態度」並びに,久保田ら(久保田ら,2009)を参考にした「自他認識テスト」への効果を検証した.その結果,児童らは大型モニターに映された自班及び他班のアイデアを見る際に,そのアイデアの概要を把握していることが明らかとなった.また,モニターを見た後に端末同士を見合わせ意見交流(相互評価)したことが,各質問紙の有意な結果へと繋がったことが明らかとなった.