主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第41回年会 香川大会
開催日: 2017/08/29 - 2017/08/31
本稿の目的は,文脈依存性と学習方略の関連性を明らかにし,理科と数学を関連付ける授業を行なう上での示唆を得ることである.ザンビア中等学校において,理科と数学の文脈依存性を調査し,数量化Ⅲ類を用いて問題と生徒を分類した.その結果,問題と生徒は大きく3 群に分かれた.次に質問紙を用いて学習方略の調査を行った.因子分析の結果,応用方略,暗記方略,定着方略が抽出された.その後,文脈依存性と学習方略の関連性を考察した結果,各生徒群によって使用する学習方略が異なることが浮かび上がった.さらに,文脈依存性を乗り越えるための一方策として,多様な学習方略を用いることが有効であることが示唆された.