主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第41回年会 香川大会
開催日: 2017/08/29 - 2017/08/31
本研究では,箱ひげ図による統計的な問題解決に着目し,その必要性や授業を行う際の注意点や今 後の課題について考察した。箱ひげ図はグループによる違いを簡潔に表すことができ,経時的なデータの分析や探索的な問題解決を行う際に重要な役割を果たすことを明らかにした。また,探索的な問題解決を授業の中で行うためには,今後簡単に箱ひげ図を描くことができるようなソフトウエアの充実が不可欠であることも明らかにした。