主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第41回年会 香川大会
開催日: 2017/08/29 - 2017/08/31
筑波大学大学院 人間総合科学研究科
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本研究は,算数・数学科授業における「練り上げ」を通して,日本の学習者が簡潔性などの性質を感得することが期待されていることに着目し,美学における竹内(1979)に基づく理論的考察によって,美的性質の感得という視点から「練り上げ」の過程を分析した。その結果,「練り上げ」は数学的対象の美的性質を感得する過程を満たしうるものであることがわかった。これを踏まえ,「練り上げ」で数学的対象の美的性質と関連する簡潔性などの感得を促すための要点を提示した。
日本科学教育学会年会講演論文集
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