日本科学教育学会年会論文集
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生徒の意欲を喚起する授業デザインの構築と検討1
福島と共に学ぶ放射線教育
*野ヶ山 康弘岡田 努
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p. 335-336

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抄録

新学習指導要領における育てたい生徒の資質・能力の1つである「学びに向かう力・人間性」について,本研究では「自己調整」の発達が重要であると考え,「自己調整」が段階的に働くようなカリキュラ ムの構築を目指すことにした。生徒の知識の習得やその活用に対する変容を捉えるために,福島県の「放射線などに関するアンケート」を使用した。また,生徒内面の情意の変容を調べるために,生徒 の記述の分析も行った。その結果,「知らないこと」や「放射線に対する不安」が,学びに大きな影響を 与えることを明らかにすることができた。さらに,段階的に「自己調整」を働かせるカリキュラムによって, 福島の現状について「無知→無関心→他人事→自分事」という学びの深まりが確認された。

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