日本科学教育学会年会論文集
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鉱物学と自動車エンジン工学を融合したエンジン STEM 教育の開発
産業機関と学術機関の連携した教材開発の実践
*竹林 知大熊野 善介
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p. 377-380

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抄録

本研究は学術機関と産業機関で連携し,鉱物と自動車エンジンを融合したエンジン STEM 教材の開発と実践を行った.日本の自動車エンジン製造は日本を支える基幹産業の一つであり,自動車エンジン製造に必要不可欠なのが鉱物である.鉱物は金属材料や研磨加工時の消耗材 として活用される.エンジンと鉱物は国の経済発展の基盤として重要なポテンシャルを持ち,教 育教材としての活用価値が極めて高く,なおかつ STEM 教材化への可能性を持ち合わせている. 本研究では 4 気筒・2 気筒エンジンブロック,ダイヤモンド,CBF,ストロマトライト,BIF などを使用した.産業機関と学術機関の連携が可能にした STEM 教育の実践を報告し,将来の STEM 教育の可能性を議論する.

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© 2019 日本科学教育学会
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