日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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日本科学教育学会年会論文集における40年間の研究動向(2)
*吉岡 亮衛
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p. 397-398

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抄録

本研究は日本科学教育学会年会論文集において発表された研究についての研究動向を計量的手法 を用いて分析し,結果を報告するものである.昨年度報告した一般研究発表の結果に課題研究発表 を加えた 7,212 件の発表について,全体の傾向を報告する.40 回にわたる年会の歴史の中で,研究テーマは変化してきている.全体は,1 回(1977)から13 回(1989),14 回(1990)から21 回(1997),22 回(1998)から31 回(2007),32 回(2008)から40 回(2016)の 4 期に分けることができた.これは昨年度の一般研究発表のデータのみから見た区分とは異なる結果であった.それぞれの期間の特徴についてさ らに詳細に分析した結果についても報告する.また,課題研究発表と一般研究発表のテーマの違い についても分析を試みた結果,使用されるキーワードの違いから,2つの間には質的に異なる何かが あるのではないかという印象を得た.

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© 2019 日本科学教育学会
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