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東京都立科学技術高等学校(以下、本校)は、平成 13 年に開校し、平成 19 年に文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定され、11 年が経過し、平成 30 年度より東京都教育委員会の理数リーディング校に指定された。これまでの本校の課題として 2 年次における「課題研究」において、生徒が「自ら課題を発見しにくくなっている」という課題があった。そのため、生徒が「自ら課題を発見し、その解決法を考える」ためのカリキュラム開発を行ってきた。本校における「課題研究」は Project-Based Learning(PBL)を基本としているため、1 年次に新たな学校設定科目「科学技術探究」を創設し「課題発見・解決能力」の養成を目的にアクティブ・ラーニングによるワークショップ形式の授業を開発した。本研究では PBL 導入前の探究型授業のカリキュラム開発および実践と考察について報告する。