本研究では,カンボジア農村部の小学校における科学教育・環境教育の試みにおいて,糸電話や石けんと合成洗剤に関する観察,実験を行った.その結果,次のことが明らかとなった.糸電話の実践では,子ども達は糸を張った時に糸電話ができることや糸を重ねて人数が多くなってもできることがわかった.また,石けんと合成洗剤の実践では,簡易式顕微鏡を見て小さな生き物がいることに気づき,石けんと合成洗剤の違いについて知り,今後の生活では環境にやさしい石けんを使いたいという考えを持つことがわかった.今後の展望として,カンボジアの農村部において地域課題に対応した授業を考案していきたい.