日本科学教育学会年会論文集
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ISSN-L : 0913-4476
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算数科(小学校)と理科(中学校)の教科間連携
小学5年算数科「単位量あたりの大きさ」と中学1年理科「密度」の学習に着目して
*橋本 美彦
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抄録

本研究は,小学校算数科と中学校理科の教科間連携の必要性を明らかにするために行った.小学5年算数科「単位量あたりの大きさ」の復習として,M小学校6年児童に中学校理科で用いる単位表記を使って授業を行った.その児童が中学に進学し,中学1年理科「密度」を学習した.その後,他の2校から進学した生徒と共に確認テストを実施した.その結果,M小学校出身生徒は,他2校出身生徒より理科で使用する単位表記を多く用いて解答していた(5%~0.1%水準有意差有).しかし,多くの中学1年生は小学校算数科で学んだ単位表記で答えていた.小学校算数科で学習する単位表記と中学校以降の理科で学習する単位表記の違いによって,子ども達は理科で用いる単位表記の理解に支障をきたしていると考えられる.小学校算数科と中学校理科の教科・教師間の連携により,子ども達の理科で用いる単位表記に関する苦手意識を解決する必要がある.

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