主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第45回年会 鹿児島大会
開催日: 2021/08/20 - 2021/08/22
本研究では,生活科に着目し,数理・科学的な視点からの位置付けを行うことを最終的な目標に,先ずは学術研究として提出された小学校生活科の論文がどのような観点で書かれているかを明らかにした.観点は,「背景研究」「理論研究」「実践研究」「教育方法」で,それぞれ下位に科学的・数理的要素を含んでいるかどうかを分類した.2010年から2020年に学術雑誌に掲載された論文51編を対象に調査した結果,科学的要素を含んでいたのは14編であったが,数理的要素は0編であった.今後, これからの教育を考える上で重要なキーフレームとしてのSTEAMと親和性のある生活科について科学的・数理的側面から新たな位置づけを見出していくことで,生活科の新たな学びとカリキュラムの先導的役割を見出すことに繋がると考えられる.