日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
防災・減災意識向上に向けた学校と地域の取り組み事例とその観点
*松本 一郎
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抄録

日本は自然災害の多発する地域であり,持続可能な地域の存続に向けて防災・減災意識の向上は急務である。そのため,防災・減災教育の場としての地域コミュニティの一つである自主防災組織と小・中学校などの学校現場が重要である。本研究では防災・減災意識の比較的低いとされる日本海側の地域での教育の推進のため,島根県東部を一例に,小学校を中心とした学校での児童への防災意識に関するアンケート調査,および自主防災組織と連携した勉強会などの事例を報告する。また,それらの状況をもとに多様な自然災害に備えるための教育法について論じる。また, 学校や地域社会ではSDGs(持続可能な開発目標)と関連した活動が活発になる中,SDGsと一体となった防災・減災のための様々な教育・取組が極めて効果的であることについて報告・議論する。

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