日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
就学前教育における食と数量の領域横断の活動における幼児の学びの様相
*中和 渚小林 久美
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抄録

研究の目的は,数量と食の領域横断の教材を開発・実施した際に,幼児の活動の様相と学びについて質的に明らかにすることである.教材開発ではSTEM教育の教科・領域の統合の度合いに着目したThematicアプローチを採用し,食育と数の内容を含めた教材「楽しいティータイム」を開発した. 東京都企業立保育園 5-6 歳児 10 グループ 32 名を対象として,実践を実施し,保育者と幼児の活動内容・発話から,幼児の学びを発話や行動から質的に検証した.その結果,情意面を高める環境構成では,幼児が楽しめ,活動に没入することが明らかになり,情意面を大切にする活動構成の重要性が明らかになった.本研究の結果として, 食育の視点からは, 本実践は,家庭によっては経験できない貴重な経験ができる活動であることが明らかとなった.領域横断の視点からは, 幼児の活動を多面的に評価できる可能性があることが明らかになった.

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