主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会第48回年会
回次: 48
開催地: 函館工業高等専門学校
開催日: 2024/09/13 - 2024/09/15
次世代の科学技術人材育成に向けて, 高校生等対象の科学教育プログラムが大学等を中心に開発・実践されている。これらの展開にあたり, 受講生の成長を評価し, 教育プログラムの設計に還元していくことが求められる。本研究では, 科学技術振興機構グローバルサイエンスキャンパスの支援を受けて兵庫県内の4大学が連携して実施するROOTプログラムにおける受講生の資質・能力の伸長を,受講生の自己評価と教員による評価に基づいて分析した。その結果, (1) 受講生の自己評価はプログラム第一段階開始時から約半年後の修了時にかけて伸長すること, (2) 教員評価が高い受講生は, 同期間に課題設定能力や科学的探究力の自己評価がより高まり, 価値検討能力も大きく伸長することが分かった。さらに, 研究課題提案作成の過程が, 課題設定能力や科学的探究力を高める観点から教育プログラムとして機能していることが示唆された。