日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
セッションID: 181
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論文集
防災・減災の具現化としてのSDGs,STEAM教育を踏まえた避難システムの構築
*藤岡 達也
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抄録

近年,気候変動の影響を受け,頻発する自然災害への防災・減災の在り方が注目されている.防災・減災の中で避難行動は最重要である.しかし,避難の遅れによって,悲劇は繰り返されてきた.2016年台風10号,2019年台風19号後には,避難指示(緊急),避難指示・避難勧告の一本化など慌ただしく対応された.2018年西日本豪雨(平成30年7月豪雨)時には,ほぼハザードマップの予測通りに浸水が生じ,避難指示の発令にも関わらず,多くの犠牲者が生じた.災害につながる自然現象に対する避難遅れは豪雨時だけではない.石巻市立大川小学校の訴訟では学校管理下での避難行動の遅れ,避難場所の未確定などが問われた.本研究では,これまでの事例の収集・分析から科学技術による気象予測技術の発達,社会体制の整備に加え地域住民一人一人の危険予測,判断,行動の重要性を示し,誰一人自然災害から取り残さない避難システムを文理融合型のSTEAM教育の観点から構築する.

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