主催: 一般社団法人 日本科学教育学会
会議名: 日本科学教育学会 第49回年会
回次: 49
開催地: 広島大学 東広島キャンパス
開催日: 2025/09/05 - 2025/09/07
本研究では,すべての子どもに安全な環境づくりを支援するための新しい教育を展開することを目指し,著者らが提案しているABCDE理論に基づいて傷害予防エクイティ支援システムを開発している.具体的には,ユーザーの生活環境に合わせた事故状況提示機能,その事故を予防するための対策を提示する機能,できない理由データベースから,提示された対策において,多くの保護者が直面する心理的・物理的バリアを提示し,それぞれのバリアを乗り越える支援となる情報を提示する機能を持ったシステムとなっている.本稿では,開発システムの評価の一環として実施した提示情報による教育効果の検証について,具体的には,ベランダからの転落予防のための情報を例に,提示した情報の教育効果を検証した.その結果,参加者の予防行動に対する意欲は提示する情報によって大きく異なり,この検証を繰り返すことで,より教育効果の高い情報を提示することができるように改善できることを明らかにした.