日本科学教育学会年会論文集
Online ISSN : 2433-2925
Print ISSN : 2186-3628
ISSN-L : 0913-4476
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論文集
レーキの形成や繊維への固定を利用した色素の分離
*松本 海人松岡 雅忠
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抄録

加工食品などでは,食品本来の色を維持したり,色どりをよくしたりするために,合成着色料などが添加される.このような色素を固体表面に固定する方法として主に2つの手法が知られている.まず,綿布や絹布などの繊維は酸性下で食品着色料などの色素と結合して染色される.また,レーキとは金属の水酸化物の固体表面に色素が吸着してできる着色物質であり,顔料や食品添加物などに利用されている.そこで筆者らは,これらの手法を用いて,色素混合物に含まれる2種類の色素を分離することを目標に研究を開始した.まず酸性条件下での,色素の綿布や絹布への固定について調査した.続いて,色素と水酸化マグネシウムの結合のしやすさを調査した.現在,この手法で分離可能な色素の組み合わせを模索しているところである.

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