東北大学大学院生命科学研究科 [日本]
2022 年 76 巻 1 号 p. 4-11
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持続的な食料生産を支える農業を目指して,窒素循環を担う土壌微生物の研究が求められている。筆者が行ってきた, (i)ダイズ根圏からのN2O の発生機構とその削減,(ii)水稲根のメタン酸化窒素固定,(iii)根粒菌の共生ゲノム研究を紹介し,人為的な温室効果ガス削減も含む地球環境に配慮した農業システムの基礎となる知見や方向性について,植物 共生細菌のゲノム研究の視点から議論を行った。
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