本研究では、交通量レベル差および路線差を考慮し、暫定2車線高速道路の地点速度を縦断勾配と暫定2車線区間始端部からの距離で説明する階層型の予測式を提案する。ETC2.0 プローブデータから算出された常磐道を含む4路線の地点速度データを用いてモデル中のパラメータを推定した結果、予測に用いた区間における地点速度の実測値と予測値との誤差 RMSE は、交通量レベルが 600-800pcu/h 以下の場合ではおよそ 6km/h 以下に収まっていることが確認される。また精度検証用区間における地点速度の実測値と予測値との誤差 RMSE も 600-800pcu/h では 6km/h 以下であることが確認される。さらに、推定されたパラメータ値を考察すると交通量レベルが高いほど地点速度は縦断勾配の影響を強く受けることなど、いくつかの傾向が明らかとなった。