交通工学論文集
Online ISSN : 2187-2929
ISSN-L : 2187-2929
特集号A(研究論文)
平坦部の延長が異なるハンプの通行状況
野田 和秀大橋 幸子小林 寛
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キーワード: 交通安全, 生活道路, ハンプ
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2020 年 6 巻 2 号 p. A_41-A_47

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抄録

生活道路における交通安全対策として物理的デバイスの設置が有効である。「凸部・狭窄部及び屈曲部の設置に関する技術基準」が策定され、速度抑制等に効果的なハンプの標準的な形状が示されたが、生活道路の道路構造や沿道環境は様々であり、それぞれの道路に対応できる様々な形状の工夫や設置方法に関する知見が必要である。そこで本研究では、交差点等への設置を想定した平坦部の長さを有するハンプでも速度抑制が図られるか把握することを主眼として、平坦部の長さが異なる複数のハンプにて通行実験を行い、平坦部の長さが異なるハンプのケース別の速度抑制効果、車両挙動の違いを確認した。また、ハンプ通行時のドライバー意識を把握するためのアンケートを実施し、高い速度の出しづらさ、運転のしづらさ、実際の道路に設置した際に期待できる効果を調査した

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© 2020 一般社団法人 交通工学研究会
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