わが国の都市では荷さばきを行う貨物車が利用可能な建物内の駐車施設が不足しており,その駐車需要を補うために荷さばき貨物車向けの路上駐車施設を運用する必要がある.これまでも時間制限駐車区間やローディングベイといった形で荷さばき貨物車が利用可能な路上駐車施設が運用されてきており,また現在では荷さばき貨物車が無料で 20 分まで駐車可能な路上駐車施設の運用も始まっている.しかし,このように路上駐車施設において様々な運用がなされている中で,どのような運用が荷さばき貨物車の実態に最も適しているかは明らかでない.
本研究では,時間制限駐車区間とローディングベイに加え,荷さばき貨物車が無料で 20 分間利用可能な路上駐車施設に着目しその実態を把握することで,荷さばき貨物車の実態に最も合う路上駐車施設の運用を明らかにした.