主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第45回交通工学研究発表会
回次: 45
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2025/08/06 - 2025/08/08
p. 512-519
本研究は、自動運転車両と手動運転車両が混在する交通環境において、手動運転車両の運転行動の多様性を考慮したうえで、自動運転車両の運転特性や混入率が交通流の円滑性と安全性に与える影響を明らかにした。阪神高速道路塚本合流部の実車両軌跡データを用い、遺伝的アルゴリズムによって手動運転車両の運転特性を推定・分類したうえで、自動運転車両を 3 タイプに設定し、VISSIM によるミクロ交通シミュレーションを実施した。分析の結果、cautious 型は混入率が高いと円滑性が向上するが、低いと逆に低下する傾向があり、aggressive 型は円滑性に優れる一方で安全性に課題があった。normal 型は円滑性と安全性の両面でバランスが取れており、特に混入率 20~40%の移行初期に導入することが有効であると考えられる。