脳卒中
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基幹病院における院内発症脳梗塞の臨床的検討
西村 寿貴松平 敬史荒木 邦彦高橋 正年片多 史明佐藤 進柴山 秀博福武 敏夫
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2011 年 33 巻 3 号 p. 374-377

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抄録
当院での血栓溶解療法(以下rt-PA)導入後の院内発症脳梗塞について検討する.院内発症の連続脳梗塞発症例において年齢,性別,入院の原因となった疾患,治療法,予後を検討した.59人(平均年齢77歳,男性36人)の院内発症脳梗塞があり,その元の入院様式は緊急入院(48人)が多かった.臨床病型としては塞栓性(43人)が最も多く,入院の原因疾患として悪性新生物(15人)が最も多く,以下感染症(14人),心不全関連(13人)と続いた.治療は保存的治療(33人)が最も多く,rt-PA施行は4人だった.退院時のmRSはmRS 6が25人と最多で,自力退院できるmRS 0–2は11人と少数であった.
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© 2011 日本脳卒中学会
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