脳卒中
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原著
吸引カテーテルを用いた上でfirst pass手技を症例ごとに選択する脳血栓回収療法の単施設での成績
徳田 直輝 今井 啓輔山田 丈弘山本 敦史猪奥 徹也崔 聡長 正訓田中 義大上田 凌大加藤 拓真
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2023 年 45 巻 3 号 p. 236-243

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抄録

【目的】吸引カテーテル(AC)を用いた脳血栓回収療法(AC-MT)の成績と,first pass(FP)手技による違いを明らかにする.【方法】2019年4月から2020年9月までの当施設でのAC-MT連続例を対象とした.対象全体の成績を検討し,FP手技で二群に分け(AC単独手技:SAT群,ステントリトリーバー併用手技:CBT群),成績を比較した.【結果】対象は78例あり,FP後の有効再開通(mTICI 2b–3)は29例(37%),終了時点の有効再開通は73例(94%),転帰良好例(3カ月後mRS 0–2)は34例(44%)であった.35例のSAT群では43例のCBT群と比較し,有効再開通例数に差はなく(94%,93%),再開通時間が短い傾向にあり(33分, 57分),転帰良好例が多かった(57%,33%).【結論】AC-MTにおいてSAT群ではCBT群と比較し,再開通時間が短く,転帰良好例が多かった.

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© 2023 日本脳卒中学会

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